【外食産業に見る変化】

【外食産業に見る変化】

国や地方自治体から時短営業を要請されるなど

コロナ禍で何かと槍玉に挙げられ苦戦が続いている飲食業界。

日本フードサービス協会の外食産業市場同行調査によると

㍿すかいらーくホールディングス、㍿コロワイド㍿ジョイフル

の3社はそれぞれ不採算店舗を約200店舗づつ閉店することを発表。



この他、㍿吉野家ホールディングスが約150店舗

ワタミ㍿が114店舗、ロイヤルホールディングス㍿が

約90店舗、㍿モンテローザが東京都内の61店舗を閉鎖するなど

大手チェーンを中心に閉店が相次いでいる。


M&Mパートナーズの前田和人です。

こんにちは!


飲食業界不振は現状であれば、誰でも想像できる。

そこで回転すしチェーンを調べてみた!

スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司が4強

「四天王」などと呼ばれ元気寿司も加えて5社の

シェアは約75%だそうです。


スシローとくら寿司を見るとコロナ禍でも

ファミリー層の重要を掴み、店内飲食が主体にもかかわらず

業績は堅調に推移。都心の店舗網を加えることで

ファミレスや居酒屋の客層を取り込もうとしている。



最大手のスシローグローバルホールディングスは

売上収益が2020年9月期に前年対比2.9%増で

過去最高となっている。



くら寿司は人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボもあり

9月の既存売上高が前年同月比7.9%増、10月が26.1%増

11月が33.8%増と大幅に伸びている。



確かに回転すしチェーンは、寿司の品質向上、安値キャンペーン

麺類やサイドメニューの充実をはかり他飲食店からの顧客獲得を

非常に意識していることがC Mやテレビ番組での特集など頻繁に

登場し、集客活動に余念がないのはみて取れますね。



納入業社の立場でみると大手飲食チェーンの200店舗前後の

店舗閉鎖は納入激減による売上大幅減少は死活問題でしょう。

連鎖倒産というワードが頭をよぎります。



少し前までは、回転寿司チェーンは、設備投資競争

皿へのI Cタグ埋め込み、セルフ受付や自動会計システム

など多額の資金投入により体力勝負になり

合併も相次いで発生していた。



コロナで人の動きが変わり、趣向が変化し

なお、コロナの収束は見えない

人の感情がどう動いているのか?

人の動きがどう変化しているのか?

これまでの常識がどう変化しているのか?

この先、さらにどう変化していくのか?



自社を取り巻く環境だけではなく

社会全体の動きをつぶさに観察しながら

ビジネスモデルを考えて行かなくてはならない。



それでは、今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆