【外食産業に見る変化】
- 2021.04.04
- 経営
国や地方自治体から時短営業を要請されるなど
コロナ禍で何かと槍玉に挙げられ苦戦が続いている飲食業界。
日本フードサービス協会の外食産業市場同行調査によると
㍿すかいらーくホールディングス、㍿コロワイド㍿ジョイフル
の3社はそれぞれ不採算店舗を約200店舗づつ閉店することを発表。
この他、㍿吉野家ホールディングスが約150店舗
ワタミ㍿が114店舗、ロイヤルホールディングス㍿が
約90店舗、㍿モンテローザが東京都内の61店舗を閉鎖するなど
大手チェーンを中心に閉店が相次いでいる。
M&Mパートナーズの前田和人です。
こんにちは!
飲食業界不振は現状であれば、誰でも想像できる。
そこで回転すしチェーンを調べてみた!
スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司が4強
「四天王」などと呼ばれ元気寿司も加えて5社の
シェアは約75%だそうです。
スシローとくら寿司を見るとコロナ禍でも
ファミリー層の重要を掴み、店内飲食が主体にもかかわらず
業績は堅調に推移。都心の店舗網を加えることで
ファミレスや居酒屋の客層を取り込もうとしている。
最大手のスシローグローバルホールディングスは
売上収益が2020年9月期に前年対比2.9%増で
過去最高となっている。
くら寿司は人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボもあり
9月の既存売上高が前年同月比7.9%増、10月が26.1%増
11月が33.8%増と大幅に伸びている。
確かに回転すしチェーンは、寿司の品質向上、安値キャンペーン
麺類やサイドメニューの充実をはかり他飲食店からの顧客獲得を
非常に意識していることがC Mやテレビ番組での特集など頻繁に
登場し、集客活動に余念がないのはみて取れますね。
納入業社の立場でみると大手飲食チェーンの200店舗前後の
店舗閉鎖は納入激減による売上大幅減少は死活問題でしょう。
連鎖倒産というワードが頭をよぎります。
少し前までは、回転寿司チェーンは、設備投資競争
皿へのI Cタグ埋め込み、セルフ受付や自動会計システム
など多額の資金投入により体力勝負になり
合併も相次いで発生していた。
コロナで人の動きが変わり、趣向が変化し
なお、コロナの収束は見えない
人の感情がどう動いているのか?
人の動きがどう変化しているのか?
これまでの常識がどう変化しているのか?
この先、さらにどう変化していくのか?
自社を取り巻く環境だけではなく
社会全体の動きをつぶさに観察しながら
ビジネスモデルを考えて行かなくてはならない。
それでは、今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆
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