<企業価値向上Part5 借入は減らすな!無借金経営!!!>

<企業価値向上Part5 借入は減らすな!無借金経営!!!>

おはようございます。

財務の「財」と人財の「財」、

2つの財を結びつけることで、

企業価値を高める専門家の前田和人です。

 

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<企業価値向上Part5 借入は減らすな!無借金経営!!!> 5/5

 

借入が嫌いな経営者は多いです。

 

「借入が嫌い」というより、銀行に嫌なイメージを抱いてる経営者は多いですね。

 

昔、銀行員や支店長に、嫌なことを言われた。お金を貸してくれなかった。

 

など色々耳にします。

 

感情的な部分は十分理解できます。

 

しかし、経営者じゃないですか。

 

スタッフもいらっしゃるでしょう。その家族もいらっしゃるでしょう。

 

協力業者の方々もいらっしゃるでしょう。

 

経営者は、守るべき人が多い職業です。

 

経営は感情よりも勘定です。

 

無借金とは?

1。文字通り、借入がないこと

2。借入はあるが、いつでも返せる状態のこと

3。借入は必要ないが、金融機関との取引上のお付き合いで借りている状態。

(いつでも返せる状態)

1。は名実共に無借金ということですね。

2.3。は実質無借金ということになりますね。

私の言う無借金とはこの3つのどれかに当てはまれば、「無借金達成!!!」

だと定義します。
そもそも借入に拒絶反応を示すのは何故でしょう?

一般的に「借入」というと

 

家を購入する場合の「住宅ローン」

 

車を購入する場合の「オートローン」

 

などが一般的ではないかと思います。

 

家にしても車にしても、欲求を満たすものではないかと思います。

 

物欲を満たす為に欲しいものですが、それ相応の金額になるので

 

ローン(借入)を組むのです。

 

住宅ローンやオートローンで家や車を購入すると、生活が便利になる。

 

欲求が満たされる。ということであって、家や車が何かしらの利益を生むことはありません。

 

車の用途を満たすには、中古の安い車でも十分なのです。

 

ただし、事業をしている場合の借入は、何かしらの利益を産む為の投資なのです。

 

そもそも個人の借入と事業性の借入は意味合いが全く違うのです。

 

 

 

「借入過多で倒産!!!」の真実

 

借入過多で倒産!!!

 

なんて記事もよく目にします。借入が多すぎて返済出来なくなった!

 

ということです。

 

冷静に考えて下さい。

 

何故、借入の返済が出来なくなったのか?

 

それは単純に利益が出ていないからです。

 

儲かっていないからです。儲けが無いから借入金の返済が出来なくなっているということです。

 

商売が機能していないからです。

 

利益が出ていないから、借入の返済が出来なかったのです。

 

借入が要因で倒産しているのではありません。

 

利益が出ていないから、現金がなくなったから

 

倒産しているのです。

 

倒産の原因は借入ではなく、利益が出ずに現金がなくなったからです。

 

借入過多で倒産!!!

 

という記事は、借入過多という結果にフォーカスされていて

 

プロセスにはフォーカスされていないのです。

 

 

商売は現金がなくなるとつぶれます。

 

困ってから、銀行に借入の相談をしても、なかなか想い通りに借入は出来ません。

 

資金的余裕があるときに借入をするべきです。

 

困ったときに銀行が助けてくれなかった。

 

どれだけ、キチンと銀行と取引をしていたのでしょうか?

 

銀行は雨降りには傘を貸さないと言われます。

 

銀行も取引先の一つです。

 

小雨の時に貸してくれるくらいの信頼関係の構築心がけて下さい。

 

商売はリスク管理です。

 

お金がなくなると会社はつぶれます。

 

無借金経営はゴールです。プロセスではありません。

 

無借金経営というゴールは目指して行きましょう。

 

 

 

その為のプロセスでは、借入は必要です。

 

ここを間違わないようにして下さい。

 

無借金経営を目指しましょう。

 

しかし、プロセスの中では、借入を上手に活用して下さい。

 

 

借入は減らすな!無借金経営!!!

 

 

1。 借入した場合のリスク

例えば

借入金額:1,000万円

金  利: 3%

の場合、支払利息は30万円です。(単純計算なので最大の利息です。)

 

2。借入しなかった場合のリスク

3ヶ月後に1,000万円借入できないかも知れない。

 

ということです。

 

経営者として、この2つのリスクを比べたときにどちらを選びますか?

 

借入金の利息は保険料だと認識して下さいね。

 

この話しをセミナーですると、多くの方が納得して帰られます。

 

しかし、資金繰りを把握していないと、借入はできても返せるのか?という不安がつきまとうことになります。

 

自社の財務を把握していないと、やはり借入は怖いということになるのです。しっかり財務を勉強しましょう。

 

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください(^_−)−☆