【アフターコロナの融資はどうなる?】
- 2020.05.05
- その他
史上初めての外出自粛のゴールデンウィーク!
いかがお過ごしですか?
すっかり自宅がオフィスに進化している
M&Mパートナーズの前田です。
こんにちは!
最近、オンラインサロンなるものを作りました。
動画視聴、レポートダウンロード、最新情報など
コツコツ地道にアップしてサロンの中身充実を図っています。
【アフターコロナの融資はどうなる?】
現在、コロナ貸付は時間はかかるものの、
よっぽどではない限り認可がおりてます。
国策としての特別融資という非常事態の対応ですので、
当然といえば当然ですね。
企業だって借りたくて借りてるわけではありませんから
そこに是非はないのですが、現状の融資内容をまとめると
・金利や保証料については金融機関にとって赤字覚悟
また可能な限り、審査を簡便化して融資をしている
・融資期間が超長期間(概ね5年~15年)で、
元本据置期間も1年以上可能なものが多い
・債務超過でも借入ができている。
そんな特別な状況ですが、融資の本来的な機能に照らして考えると
・赤字覚悟かつ審査を簡便化している一方で、企業の倒産も
避けられない以上は、今後貸倒損失は大きくならざるを得ず、
貸し手にとって大きな負担となる
・金融機関にとって融資は本来的に無尽蔵に出せるものではなく、
金融機関自身の財務状況によって上限がある。だからこそ、
融資は「貸して、回収して、また貸す」という流動性が
重要であるにも関わらず、コロナ対策融資は据置期間が長く、
融資期間も長いため、流動性は失われてしまう
ということは間違いがないのです。
そうなると
⇒新型コロナウイルス感染症が収束した後は、銀行(金融機関)は
お金の供給元(貸し手)としての「融資可能な資金量」自体が
減ることで、大規模な貸し渋りが発生する
ということが想定されます。
この未来予想図は残念ながら
外れることはないでしょうf^_^;)
国として金融機関を後押しすることはできても
融資という商品の性質は変わらないのです。
◆中小企業(借り手)側の対応
──────────────────────────────
将来的に借り辛くなるなんて、随分と冷酷な話なのですが…、
未曾有の規模で、かつまだ出口が見えない危機に際して
中小企業側からの対応は
「今は借りられるだけ借りてしまってよい」
に尽きると思います。
将来借入が難しくなる、足許のキャッシュアウトも
いつまでなのか分からないのですから、
まず現預金は持てるだけもっておいていただきたいのです。
結果、本当に要らない過剰な現預金が残ったとしたら、
その時に期限前返済すればよいのですから。
改めて、新型コロナウイルス感染症対策としての
現預金は最大限お持ちいただくことで、
足許のご安心と、将来の備えとしていただきたいと思います。
正式には貸し渋りではなく、
財務内容からの判断で貸すことが不可能ということになります。
コロナの影響を受けている、現在の融資審査がおかしいのです。
借入が一段落して、手元資金に余裕が出た時点で、
コロナ貸付のことは忘れてこと借入については
通常時の感覚に戻ってくださいね。
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆
-
前の記事
【YouTube】 2020.05.03
-
次の記事
【新しいビジネスを考える】 2020.05.29
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。