【人材育成の弊害:費用対効果】

【人材育成の弊害:費用対効果】

M&Mパートナーズの前田です。

 

人材育成を念頭に置いたときに弊害になると

思っている3つの言葉のうち1つをご紹介します。

 

<費用対効果> 

何か事をスタートするときによく質問される言葉ですね。

仕事をしているので、仕事に対してどのくらいの費用がかかって、

どのくらいの成果(収益)が見込まれるのか?ということです。

これは問題ないのですが、

 

新しい事を始めるときにも使われる言葉でもあります。

この新しい事を始めるときに、費用対効果を説明するのは

非常に難しくありませんか。

 

新しい事に対しては、ほぼ経験値がありませんよね、

それを費用対効果はどうなんだ?

と聞かれても答えようがないです。

 

新しい取り組みに対して、この質問を繰り返していると、

だんだん、新しい事に取り組む事をしなくなります。

 

こういう言葉の繰り返しの中で

目の前にある仕事しか、しなくなるスタッフが

増えていっているような気がしてなりません。

 

前田も美咲の社長に何度も新しい取り組みを提案しました。

当然のように費用対効果は?と聞かれる訳です。

前田はこう答えていました。

 

取り組んだ事のない事なのでそれは分かりません。

費用は〇〇円くらい掛かります、

効果は〇〇円くらいを見込んでいますが、

取り組んだ事がないので分かりません。

 

分からないから社長決裁をとりにきてるのです。F^_^;)

でも美咲の社長は、理解してくれて、仕事を任せてくれていました。

当然、損失(この可能性があるから社長決済なのですけどね)

も出しましたし、収益も出しました。

 

それでも、新しい事に何度も挑戦していると、

費用対効果の予想はズレが少なくなってきます。

これが経験値だと思うのです。

全ては行動に伴う経験値で仕事のレベルは上がっていくのです。

そうです、失敗経験が大きな成長を生むのです。

どんどん挑戦させて欲しいといつも思います。

 

それでは、今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆

 

 

P S

この事例でも、方眼ノートを知っていれば、

もっと早く成果が出せたし、提案もスムーズにできたと

思います。

 

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