<企業価値向上Part3 試算表・事業計画書>
- 2017.09.30
- 経営
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<企業価値向上Part3 試算表・事業計画書> 3/5
試算表も毎月作成していない会社も少なくありません。
借入する時だけ作成する会社も多いのが現実でしょう。
銀行に借入申込をする時は、おおむね決算から半年経過していたら、
試算表の提示を求められるケースが多いようです。
試算表は借入申込に必要な書類であることは事実ですが、
試算表の本来の意味は違うところにあります。
試算表は経営状態を把握する為に不可欠な書類です。
だから銀行も試算表の提出を求める訳です。
事業計画書
これも作成されていない会社が多いです。目標なくして成果無し。
ですから事業計画を作成して下さい。事業計画は最低3年、
出来れば5年は作成して下さい。
事業計画を作成する上で重要なのは、現状の分析です。
現状を分析して、今期、来期の計画を作成していきます、
そして、5年後までの計画にと進めていきます。
5年先なんて解らないという声も聞こえてきそうですが、
だから作らないという話しは正当性がありません。
事業計画を作成したらそれで終わりという方も多いですが、
事業計画を作成して未来に向けての行動がスタートするのです。
定期的に見直ししながら、計画通りになるように行動を見直していきます。
事業計画は数字の羅列のようなイメージがありますし、
事実そう見えるでしょうが、その計画、例えば、売上を計画通りに計上する為には、
どのような営業を行っていくのかという行動計画が非常に大事になります。
数字を作るには行動がセットです。事業計画も銀行に提出する為にあるのではないのです。
あくまでも、会社の将来をどうしたいのか?それが数値計画に反映されて、具体的行動に移していき、
その結果を踏まえて、行動に問題があったのか?行動をどのようにかえれば、数値計画を達成できるのか?
事業計画を作成することで、事業活動を見直していきます。
「仮説→行動→検証」の繰り返しの中で事業計画書に記載した目標に近づけていくことが必要です。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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