目指せ無借金経営!「感情」よりも「勘定」です
- 2018.11.30
- 経営
「無借金経営」という言葉のイメージが
前田には
あまり良いイメージがなかったので
使っていませんが
今日は、あえて「無借金経営」
について触れてみたいとおもいます。
無借金とは?
①文字通り、借入がないこと
②借入はあるが、いつでも返せる状態のこと
③借入は必要ないが、金融機関との取引上のお付き合いで借りている状態。
(いつでも返せる状態)
①は名実共に無借金ということですね。
②③は実質無借金ということになりますね。
私の言う無借金とはこの3つのどれかに当てはまれば、
「無借金達成!!!」
だと定義します。
やはり経営をしていれば、借入などしなくても
会社の運営に支障がない状態を
作りたい。
金融機関に頭を下げたくない。
という思いは誰しもあるでしょう。
過去に、金融機関の支店長や担当者に、
嫌なことを言われて、
絶対に借入はしたくないと
誓っている経営者も意外に多いです。
ここで無借金経営について考えてみたいとおもいます。
結論から申し上げると
「無借金経営は、最終ゴール地点だということ」です。
はい、無借金経営はゴールです。
もう一度言います。
無借金経営はゴールです。
何を言いたいのかというと
無借金経営は「プロセスではない」ということです。
無借金経営というゴールを目指しましょう。
プロセスでの無借金経営は間違いです。
絶対に借入は必要です。
先ほども触れましたが、過去に借入で嫌な体験をしたことで
金融機関を毛嫌いする経営者が多いんです。
気持ちはわかります。。。
でも経営者じゃないですか!!
借入がどうこうということではなく、
経営をしていると
大きなお金を投資しなくてはいけない
タイミングというのは
必ず訪れると思います。
そのときに現金がなければ
その投資は出来ないことになります。
お金がなければ、借入してでも準備しなくてはなりません。
でも、プロセスで無借金経営をしてしまうと、
経営が小さくなりがちです。
結構、このような経営者を見てきました。
経営を継続できる条件は、現金があることです。
利益で蓄積した現金なのか?
借入で準備した現金なのか?
関係ありません。
お金に色はないと言われる所以でしょうか。
無借金経営を目指すなら、少しでも多くの利益を残して
現金を蓄積していく
必要があります。
無借金経営を目指すなら、財務内容もピカピカにして
いかなければなりません。
そこのプロセスには借入も必要だということです。
長くなってきたので結論です。
無借金経営はゴールです。
プロセスではありません。
プロセスでは借入です。
そこを踏まえて、財務戦略、人財戦略、
銀行取引戦略を
立てて行きましょう。
「感情」よりも「勘定」です。
お金があればドンドン使ってしまうタイプの経営者には
あまりこの話はしないんですけどね。F^_^;)
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆
-
前の記事
強みと弱み 2018.11.27
-
次の記事
権威者には騙されやすいのです! 2018.12.02
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。