財務を勉強しないときの経営者の条件
財務を知らなくても経営はできます。
しかし、資金繰りは頭に入れておかなければなりません。
資金繰りとはキャッシュフローのことです。
経理は誰がしてもかまわないのですが、銀行のときから、あるパターンを感じます。
よくあるのが経理は奥様が担当。
で財務が詳しくない社長はキャッシュフローも頭に入っていません。
社長という人種の多くは、イケイケな攻めるタイプの人が多いんです。
車で言うところのアクセルを踏みたがる社長が多いんです。
イケイケですからね。
で何かしらの投資をして事業を拡大しようとします。
アクセルを踏み込もうとしているんです。
でもお金のことがわからないので奥様に相談します。
理解ある奥様の場合は社長の後ろ盾になって応援してくれます。
でも、多くの奥様は、
「そんなばくちみたいなこと。。。そんなお金はない。。。失敗したらどうするの。。。」
なんて言われます。
そうです。
これがブレーキの役割を果たしてしまいます。
キャッシュフローを社長が理解していないと、どんなにアクセルを踏もうとしても、奥様にブレーキを踏まれます。次の投資の機会も、その次の機会も同じことが繰り返されます。
アクセルから足を離さないとブレーキは踏めませんが、このケースではアクセル踏みながら、ブレーキが踏まれますf^_^;)
完全に女性を敵に回した記事になっていますが、男性脳と女性脳の違いの話ですのでお許しください。
だからこそ社長は「お金のブロックパズル」で「お金の流れ」を理解してください。
財務を覚える必要はありません。
ただし
財務は資金調達には欠かせません。のでタイトルの通り一つだけ条件があります。
そこを(財務)サポートしてくれる税理士さんと顧問契約をしてください。
税理士さんなので税務はもちろんですが財務もサポートしてくれる税理士さんです。
これを書くと長くなるので、私の著書「なぜ税理士は経営者の期待に応えられないのか」を読んでください。(宣伝になっちゃってますね)
それでも、こういうことを経営者の皆さんに伝えたくて、こんな税理士さんを敵に回すような挑戦的なタイトルなのに本を書いたのです。
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