【人材育成の弊害:費用対効果】
- 2021.10.04
- その他
M&Mパートナーズの前田です。
人材育成を念頭に置いたときに弊害になると
思っている3つの言葉のうち1つをご紹介します。
<費用対効果>
何か事をスタートするときによく質問される言葉ですね。
仕事をしているので、仕事に対してどのくらいの費用がかかって、
どのくらいの成果(収益)が見込まれるのか?ということです。
これは問題ないのですが、
新しい事を始めるときにも使われる言葉でもあります。
この新しい事を始めるときに、費用対効果を説明するのは
非常に難しくありませんか。
新しい事に対しては、ほぼ経験値がありませんよね、
それを費用対効果はどうなんだ?
と聞かれても答えようがないです。
新しい取り組みに対して、この質問を繰り返していると、
だんだん、新しい事に取り組む事をしなくなります。
こういう言葉の繰り返しの中で
目の前にある仕事しか、しなくなるスタッフが
増えていっているような気がしてなりません。
前田も美咲の社長に何度も新しい取り組みを提案しました。
当然のように費用対効果は?と聞かれる訳です。
前田はこう答えていました。
取り組んだ事のない事なのでそれは分かりません。
費用は〇〇円くらい掛かります、
効果は〇〇円くらいを見込んでいますが、
取り組んだ事がないので分かりません。
分からないから社長決裁をとりにきてるのです。F^_^;)
でも美咲の社長は、理解してくれて、仕事を任せてくれていました。
当然、損失(この可能性があるから社長決済なのですけどね)
も出しましたし、収益も出しました。
それでも、新しい事に何度も挑戦していると、
費用対効果の予想はズレが少なくなってきます。
これが経験値だと思うのです。
全ては行動に伴う経験値で仕事のレベルは上がっていくのです。
そうです、失敗経験が大きな成長を生むのです。
どんどん挑戦させて欲しいといつも思います。
それでは、今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆
P S
この事例でも、方眼ノートを知っていれば、
もっと早く成果が出せたし、提案もスムーズにできたと
思います。
方眼ノート1Dayベーシック講座
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