【センスは知識からはじまる / 水野学】
- 2020.06.07
- 本のレヴュー
M&Mパートナーズの前田です。
センスとは?
「数値化できない事象を最適化すること」
センスの良さとは?
「数値化できない事象の良し悪しを判断し
最適化する能力」
まず、普通を知ることが必要である。
普通こそ「センスのいい、悪い」を
測ることができる唯一の道具である。
では普通とは何か?
大多数の意見を知っていることでも
常識的であることとも違います。
普通とは「いいもの」がわかるということ
普通とは「悪いもの」がわかるということ
この両方を知った上で、
「一番真ん中」がわかるということ
「センスが良くなりたいなのなら、
まず普通を知る方がいい」
クリエティブディレクターが書かれた本です。
花屋に勤めて15年以上が経過しました。
花の装飾技術について、耳にする言葉
「センス」がいい。
「センス」が今ひとつ…
センスって何?
じつは…ずっと考えていたのです。
あいつはセンスがいい!
センスという言葉でかたづけると
教えることができないじゃないか?!
というのが前田の気持ちです。
それなりの答えは持っているものの
きちんと知識を入れたことがないので
今回は本を購入して考えてみました。
冒頭の
センスとは?
「数値化できない事象を最適化すること」
センスの良さとは?
「数値化できない事象の良し悪しを判断し
最適化する能力」
の2つの言葉には納得です。
「普通」は…
これもよく使う言葉ですね、
普通ってなんなの?
これも前田の気持ちでした。
普通こうでしょう!
誰の普通を言っているのか?
何を持って普通と判断してるのか?
相手にとっては間違いなく普通じゃない訳で
意味がわからない…
普通だ!で片付けると人財育成はできませんからね。
知らない方が悪い!そのくらい知っておけよ!
という前提が入るので教える気がない
教える側も、教わる側も成長しない
最悪の組織になっていきますね。
センスは教えることが難しい
スキルは教えることが簡単
だから即効性のあるスキルや
テクニックが売れるのでしょうね。
もっと本質を考えないと
スキルやテクニックに依存してします。
一過性の成果は出せても
成果を出し続けることはできません。
一過性より継続性を大事にしたい
大事にしないと生き残れない時代に
突入しています。
スキルやテクニックだけでなく
センスの良い人材を増やしていきたいものです。
センスについて1冊読んでも偏るので
もう一冊少し違う角度でセンスについて
書かれている本を読み始めたところです。
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆
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