【バーナム効果】

【バーナム効果】

ある学者が中小企業の社長について、

以下のような性質があると述べています。

ご自分にどの程度当てはまるか、
確かめてみてください。^^

・他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、 

にかかわらず自己を批判する傾向にある・弱みを持っているときでも、

それを普段は克服することができる

・外見的には規律正しく自制的だが、

内心ではくよくよしたり不安になる傾向がある

・正しい判断や正しい行動をしたのかどうか

真剣な疑問を持つときがある

・ある程度の変化や多様性を好み、

制約や限界に直面したときには不満を抱く

・独自の考えを持っていることを誇りに思い、 

十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはない

・他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも

賢明でないことにも気付いている

・外向的・社交的で愛想がよいときもあるが、

その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもある

・願望にはやや非現実的な傾向のものもある

いかがですか。

かなりの項目が当てはまりませんでしたか?^^

実はこれ、アメリカの心理学者が作った作文です。

学生たちに自分がこの作文にどの程度当てはまるかを

0(まったく異なる)から5(非常に正確)

で評価させたところ、

その時の平均点は4.26だったそうです。

つまり、誰もが自分をこう思っている。

これは、曖昧で一般的な性格をあらわす内容を、

自分だけに当てはまるものだと捉えてしまう心理学の現象で、

バーナム効果

といいます。

相手に「私のことをよくわかっている!」

と思わせることで、信頼を勝ち取る。

占い師や詐欺師のよくある手口ですが、

セールスの現場でも使えますね。

セールスの現場に限らず、

いろんな場面で使えそう(^ ^)

通りすがりに占い師の話に

耳を傾けて、側から聞いていると

この手法が使われているのがよくわりますよ。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください(^_-)-☆

バーナム効果
(バーナムこうか、英:Barnum effect)とは、
誰にでも該当するような曖昧で
曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
自分だけに当てはまる性格だと
捉えてしまう心理学の現象。
(ウィキペディアより引用)