【バーナム効果】
- 2019.05.05
- 気づき
ある学者が中小企業の社長について、
以下のような性質があると述べています。
ご自分にどの程度当てはまるか、
確かめてみてください。^^
・他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、
にかかわらず自己を批判する傾向にある・弱みを持っているときでも、
それを普段は克服することができる
・外見的には規律正しく自制的だが、
内心ではくよくよしたり不安になる傾向がある
・正しい判断や正しい行動をしたのかどうか
真剣な疑問を持つときがある
・ある程度の変化や多様性を好み、
制約や限界に直面したときには不満を抱く
・独自の考えを持っていることを誇りに思い、
十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはない
・他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも
賢明でないことにも気付いている
・外向的・社交的で愛想がよいときもあるが、
その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもある
・願望にはやや非現実的な傾向のものもある
いかがですか。
かなりの項目が当てはまりませんでしたか?^^
実はこれ、アメリカの心理学者が作った作文です。
学生たちに自分がこの作文にどの程度当てはまるかを
0(まったく異なる)から5(非常に正確)
で評価させたところ、
その時の平均点は4.26だったそうです。
つまり、誰もが自分をこう思っている。
これは、曖昧で一般的な性格をあらわす内容を、
自分だけに当てはまるものだと捉えてしまう心理学の現象で、
バーナム効果
といいます。
相手に「私のことをよくわかっている!」
と思わせることで、信頼を勝ち取る。
占い師や詐欺師のよくある手口ですが、
セールスの現場でも使えますね。
セールスの現場に限らず、
いろんな場面で使えそう(^ ^)
通りすがりに占い師の話に
耳を傾けて、側から聞いていると
この手法が使われているのがよくわりますよ。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください(^_-)-☆
バーナム効果
(バーナムこうか、英:Barnum effect)とは、
誰にでも該当するような曖昧で
曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
自分だけに当てはまる性格だと
捉えてしまう心理学の現象。
(ウィキペディアより引用)
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