事業の内容は分かりやすく明確に!
- 2017.08.17
- 気づき
銀行ネタでいきますね。
銀行に決算説明に訪問したときの担当者の反応が気になりました。
こんなことはあるのかもしれない。ということなので書いてみますね。
銀行員は扱うものが決算書であり、預金残高であり、
大事な個人情報を扱っていますよね。
なのでネット環境から遮断されています。
ウイルスでにも感染してデータ消滅なんてコトが万一にも
起きたら大変なことになりますからね。
あるネット通販の会社です。
売上が前年対比2倍になっていました。
もちろん利益も大幅増加。
銀行の担当者はめちゃくちゃ喜んでくれて、
社長!頑張りましたね〜
と言ってくれました。
で銀行マンが
なんでこんなに売れるんですか?
という当たり前の質問。
社長は、「お悩み解決商品だからです」
前田は、そうそう、そこなんですよね〜なんて思っていたのですが
担当者は、愛想笑いでした。f^_^;)
これは、担当者は、この会社のこと何も知らないなぁと思いました。
極めつけに
保証協会が、ネットは急激に売り得下が上がるけど、下がるときも
激しいので。。。
という見解をしているということも話してくれました。
ああああぁこのままだと、今後の融資は厳しいなぁと
前田は感じた訳です。
融資先の業種、内容、強み、弱みを全く把握していないんです。
とくにこのケースはネット何倍なので
銀行員にはハードルが高いと感じました。
なので、
自社の強み特に「お悩み商品」というものにどういう顧客心理がありどういう買い方をするのかどういう人がターゲットであり
どういう人が会員登録してくれているのか?
そしてその商品のマーケット規模と、今後のマーケット規模など
社長が当たり前に頭の中に入れていることを
文面にして下さいと。
お願いしました。
ネット販売の通説?かは分かりませんが
売上急増、売上急降下のパターンと一括りに
御社のことを見ている限り、今後の融資は厳しくしかなりません。
と言う話をしました。
銀行員は決算書は見れますが、中身は見れません。
売上増加の物語が、細かく業種を把握できていないと見えてきません。
そこが見えない限り、無理した融資は全くできません。
ある業種の一般論で捉えるべき会社じゃないのに
一般論で結論を導きだします。
売上好調で、利益も堅調なのに、融資が厳しきと感じる時は
こういうケースが多いと思います。
銀行員は意外と無知!
ですよ。
素人に説明できる、事業紹介の資料を必ず作成してくださいね。
これもリスク管理です。
当たり前のことが通じないサラリーマンを相手にしていることを
お忘れなく。。。
それでは今日も素敵な一日をお過ごしください(^_−)−☆
-
前の記事
事業計画が必要な理由 2017.08.16
-
次の記事
銀行取引は最低2行は必要です! 2017.08.18
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。