99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
- 2017.08.13
- 本のレヴュー
この本では、仕事を効率的に進め、着実に目標を達成するために特別な能力や長く苦しい訓練がなくても、ちょっとした工夫さえすれば、誰でも、今すぐに成果につながるヒントが紹介されています。
書いてあることは当たり前のことや、本当に些細と感じるようなことかもしれませんが、意外に実行している人は少ないのです。おそらく99%の人が実行していない、といっいて良いかもしれません。
一方、これらの工夫をしている人を見ると、やはり周りからは一歩抜き出た、いわゆる「できる人」が多いのです。
「できる人」になるためには、特別なことを派手にやるというよりも、むしろこの本で紹介されているような基本的なことを、愚っ直に積み重ねるというのが著者の主張です。
ただ、一つだけ越えなければいけない壁は、今まで我々が重視してきた「まじめさに」に対する考え方を少しだけ変える必要がある、という点です。
それを「1%のコツ」という表現にしてあります。
1時間ちょっとで読める本です。
最近はこの手の読みやすさを追求した本が増えていますよね。
少し物足りなさを感じるのですが、そうしないと売れないのでしょうねw
いわゆる成功する人とそうでない人の差は、ほんのわずかな差であるということです。
この本を読んで少しでも実践できれば、確実に「できる人」と思われるようになると思います。
冒頭に書いたように誰でもできることです。
ただ、実践することができない、実践しても継続できない。
そんな人が多いのも現実です。
できる人になるのは、まさに1%のコツだけなのですが、それを継続することが一番大事です。
日頃から継続する力を磨いておきたいものです。
前回紹介した本にも通じる部分があると感じました。
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