【唯一、未来へ投資してくれる瞬間『起業前:永久保存版』】

【唯一、未来へ投資してくれる瞬間『起業前:永久保存版』】

M&Mパートナーズの前田です。
こんにちは!


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<唯一、未来へ投資してくれる瞬間『起業前:永久保存版』

前回の借入ネタを書いていて
思い出したのですが


ぜひあなたの知り合いで
起業を目指している人に教えて欲しい話です。


2回続けて借入の話をするので
借入を勧める人みたいに見えそうですねf^_^;)


商売においての借入の概念を知っておいて欲しいのです。


よくあるケースで解説していきますね。

例えば、あなた焼き鳥屋を開業しようと
準備しています。


敷金、空調設備、厨房設備、ネタケースなど
総額1,000万円の投資が必要だとしましょう。


焼き鳥屋を開業する目標で
貯蓄500万円を貯めています。


総投資額1,000万円
自己資金 500万円
不足額  500万円
となります。


ここで殆どの方々が、借入500万円を希望します。


あなたは正しい判断だと思いますか?


焼き鳥屋出店、総額1,000万円
借入500万円でスタートしようと考えます。


ここで前田に相談に来られた方には
絶対にその考え方は間違いだと
説得することから面談がスタートします。


一般論で話すと
人は未来に過剰に期待する生き物
だということです。


あまり失敗することは想定していないですね。
開業当初は、最小限に借入を抑えて
その後、手元のお金がなくなったら
また借入しよう!


と考えています。
そこで1年経過後に手元のお金がなくなってきたので
借入の相談に日本政策金融公庫にもしくは銀行に
相談に行きます。


すると金融機関はこう言います
1年間の売上利益を月別に提出してください。


当然、売上も思い通りに上がっていなく
利益も出てない、赤字になっているから
手元のお金が減っているのです。


簡単にいうと赤字経営です。
金融機関はその売上、利益を見てこう言います。


今回はお役に立てそうにありません。
申し訳ありません。


借入できないという結末となりました。
残念ですが焼き鳥屋は倒産ですf^_^;)


基本的考え方として
金融機関は、過去の数字(決算書、申告書)
に対して借入の審査を行います。


未来に対してお金を貸す貸さないの審査はしていません。
あくまで過去の数字に対して審査します。


これが金融機関の基本概念です。


ここから本日のタイトルの話になります。
創業の時は過去の実績がありませんね。


過去の実績をどう見るか?
過去の職歴、公共料金、家賃の支払い状況
ローンの残高、返済状況で判断します。


この辺りの延滞があると、ほぼ貸してくれないですね。


あとは、その事業の将来性で判断するしかありません。
それが、「事業計画書」という未来に対して審査する。
唯一、未来に対して投資(融資)してくれる瞬間です。


冒頭の焼き鳥屋に話を戻すと
だから、自己資金投入を500万円をやめて
100万円にするように話をします。


借入を500万円ではなく900万円に
するということでもあります。


1年後、2店舗目を出店するとか
1年後、規模拡張をするとか
1年間が順調で拡大路線での借入相談であれば
話は全然違います(過去で審査されても大丈夫)


商売を行っていく上で創業時だけが
金融機関が事業計画書という未来に
お金を貸してくれる瞬間なのです。


↑この話を起業前の方に教えてあげて欲しいです。


起業して半年後に借入の相談に行くと
過去半年の売上。利益を聞いてきます。
過去での審査が始まります。


借入するなら、起業前か起業当初ですよ。


それでは今日も素敵な1日を過ごしていきましょう(^з^)-☆


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