銀行取引は戦略的に!①
<銀行取引は戦略的に! ①>
実例で書いていきますね。
銀行取引は最低2行の取引が必要です。
会社に規模によっては3行以上の取引が必要です。
(銀行取引とは融資取引と認識してください。)
1行(A銀行とします。)しか銀行取引のない会社のケースです。
A銀行借入申込を行いましたが、保証協会付きとプロパーで対応してくれましたが、
保証協会付きもプロパーも長年取引している割にはかなり少ない金額(プロパー300万)でしたので、
クライアントの社長と話て銀行取引を2つ増やすことにしました。1つは日本政策金融公庫です。
銀行の方ですが、決算内容も良好なので、ある銀行(B銀行)に待ち込みました。
保証協会付(2,000万)とプロパー融資(2,000万)の合わせ技ですが満額回答です。
銀行は新規融資先には必ず保証協会付きを進めます。
もう一つ必ず、新規の銀行が言う台詞があります。
『既存の銀行の借入も全部肩替わりさせてください。』と言います。
希望額が借りれるなら仕方ない。と一般的には考えがちですがここが大事です。
今回の申込には目的が2つあります。
1。資金調達
2。取引銀行を増やす
です。既存の借入を全て肩替わりされると結局、
1行取引になりますので2の取引銀行を増やすという目的が達成されません。
今回の例では、既存の銀行からの資金調達金額に満足できていない。
会社の規模拡大に伴い2つ目の銀行を探している。
もちろん御社(銀行)が今後も全面的に資金調達の面倒を見てくれるという約束がとれるのであれば
全面肩替わりも検討しますが、新規取引でそこまでは、できないでしょう。
なので、既存のプロパー融資と保証協会付き融資の少額の方(保証協会付き2口あった)
だけは残しておきたい。
いうことを伝えました。
まだ続きがあります。
長くなりますので、また次回にしますね(^_−)−☆
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください(^_−)−☆
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