【日本政策金融公庫の賢い活用方法!】
日本政策金融公庫の借入は、国民事業と中小事業に分かれます。
2008年に統合して、去年はビルも同じビルに移っています。
パソコンデータも繋がっていますので日本金融政策公庫の中に、
国民事業の部署と、中小事業の部署があると思われがちですが、
実態は別会社でしかありえません。
前田は国民事業と中小事業の両方にパイプがありますので実例で書いていきます。
弊社のクライアントで融資の相談を受けました。
先ずは国民事業に申込みを行い資金調達をしました。
それから半年後に中小事業に申込みを行い資金調達を行いました。
政策公庫から半年で2回の融資を受けたコトになりますね。
これが可能であるということです。
国民事業と中小事業はほとんど交流がありませんので
別の金融機関であると認識するのが正解です。
ちなみに申込みが否決の時は、中小事業に借入があるので。。。
国民事業に借入があるので。。。
とは言われますが貸すときは貸してくれます。
データは繋がっているので借入状況などは
国民事業からでも中小事業からでも見ることができますからね。
より多くの資金調達をしようとしたら、
国民事業に先に申し込みを行い、
その後、中小事業に申し込みを行うと意外に多く借入ができるパターンが多いです。
ちなみに、国民事業は2,000万円を超えると東京本社決裁になるので
かなり審査のハードルが上がりますが、
中小事業は関係ありませんので決裁がスムーズです。
(中小事業が逆に1,000万以下の申込は嫌がる風潮があります。)
こういうあまり知られていない実態がありますので、知っていて損はないと思います。
統合した政策公庫ですから、今回のような進め方がいつまで続くかは不明です。
参考までに、前田を通して国民事業に申込をすると決算書で先に審査を進めてくれます。
これは正式申込ではありませんので、パソコンにデータが入力されることはありません。
一度正式申込を行い否決されると否決データが残ることになりますが、それを避けることができますので、
今後長く商売をされるようでしたら、決算内容に自信がなければ事前審査をお勧めします。
国民事業の九州統括部とのパイプですので全国対応可能です。
融資の相談は随時受け付けております。
弊社を立ち上げた当初は融資案件に積極的に取り組んでおりましたが、
ここ4年くらいは紹介案件のみの対応としておりました。
しかし、融資に対する相談が最近増えてきたこと、
融資の知識の少なさで融資を受けれずに事業を発展させることが
できない方にお会いする機会が多いことから、
少しでもお役に立てるなら、しばらくの間、積極的に融資案件に
取り組んでいこうと決意しましたのでご紹介なども遠慮なくお申し付けくださいませ。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください(^_-)-☆
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