【銀行員は無知なのです!】
- 2019.04.18
- 銀行取引
銀行に決算説明に訪問したときの
担当者の反応が気になりました。
こんなことはあるのかもしれない。
ということなので書いてみますね。
銀行員は扱うものが決算書であり、預金残高であり、
大事な個人情報を扱っていますよね。
なのでネット環境から遮断されています。
ウイルスでにも感染してデータ消滅
なんてコトが万一にも
起きたら大変なことになりますからね。
あるネット通販の会社です。
売上が前年対比2倍になっていました。
もちろん利益も大幅増加。
銀行の担当者はめちゃくちゃ喜んでくれて、
社長!頑張りましたね~
と言ってくれました。
で銀行マンが
なんでこんなに売れるんですか?
という当たり前の質問。
社長は、「お悩み解決商品だからです」
前田は、そうそう、そこなんですよね~
なんて思っていたのですが
担当者は、愛想笑いでした。f^_^;)
これは、担当者は、この会社のこと何も
知らないなぁと思いました。
極めつけに
保証協会が、ネットは急激に売り得下が上がるけど、
下がるときも激しいので。。。という見解を
しているということも話してくれました。
ああああぁこのままだと、
今後の融資は厳しいなぁと
前田は感じた訳です。
融資先の業種、内容、強み、弱みを
全く把握していないのです。
とくにこのケースはネット販売なので
銀行員にはハードルが高いと感じました。
なので、社長にお願いして、今後の為に
自社の強み。特に「お悩み商品」というものに
どういう顧客心理があり
どういう買い方をするのか
どういう人がターゲットであり
どういう人が会員登録してくれているのか?
そしてその商品のマーケット規模と、
今後のマーケット規模など
社長が当たり前に頭の中に入れていることを
文面にして下さいと。お願いしました。
ネット販売の通説?かは分かりませんが
売上急増、売上急降下のパターンと一括りに
御社のことを見ている限り、
今後の融資は厳しくしかなりません。
と言う話をしました。
銀行員は決算書は見れますが、
中身は見れません。売上増加の物語が、
細かく業種を把握できていないと見えてきません。
そこが見えない限り、無理した融資は全くできません。
ある業種の一般論で捉えるべき会社じゃないのに
一般論で結論を導きだします。
売上好調で、利益も堅調なのに、
融資が厳しきと感じる時は
こういうケースが多いと思います。
銀行員は意外と無知!
ですよ。
素人に説明できる、事業紹介の資料を
必ず作成してくださいね。
これもリスク管理です。
当たり前のことが通じない
サラリーマンを相手に
していることをお忘れなく。。。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください(^_-)-☆
-
前の記事
【利益200%を確定させる仕組みづくりワークショップ!は煽りでもなんでもないのです。】 2019.04.16
-
次の記事
【出版時の著作権の話】 2019.04.21
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。