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【事実と解釈を意識するとコミュニケーションは円滑になります】

【事実と解釈を意識するとコミュニケーションは円滑になります】

管理職と部下の間、社長とスタッフの間など

会話の中に事実と解釈があるのですが、

多くの場合解釈で話していることがあります。

平たく言うと、適当な話であったり、

曖昧な話であったりするのが解釈で話すことです。

上に立つ人は部下の発言が

事実なのか?解釈なのか?を聞き分ける必要があります。

事実なのか?解釈なのか?を聞き分けることができると

仕事はすこぶるスムーズに進んでいきます。

しかし、多くの場合、解釈で話をしているので

なかなか成果に結びつきにくいということが

頻繁に起こっています。

わかりにくいと思いますので以下にわかりやすくまとめてみました。

例えば「スターバックスの店舗はあちこちにある。」
これは事実でしょうか?
それとも、解釈でしょう か?
と問われて、皆様はどのように答えるでしょう。

あなたは、「もちろん解釈です」とお答えになると思います。
「あちこちにある」という言葉は、

人それぞれの解釈 に委ねられているからです。


それでは「セブンイレブンは大手企業です」

は事実でしょうか、解釈でしょうか?
こちらも、もちろん、解釈です。


「大手」という言葉が何を指すのか、

人の主観が入っているからです。
「いやいや、それは屁理屈だろう。

スターバックスは 実際に人が多く入ってるし、

セブンイレブンは大手企 業と言って

反対する人は殆どいないはずでしょう。」


という方もいるかもしれません。
もちろんそのとおりです。
私もおっしゃる通りに感じます。
しかし「事実」は人によって異なる判断を生まないものなのです。

例えば、このようにするどうでしょう。

◆スターバックス 2016年12月31日現在、日本に1,245店舗あります
(参考:http://www.starbucks.co.jp/company/summary/)

◆セブンイレブン 平成28年2月期の売上は4兆2,910億6千7百万円です
(参考:http://www.sej.co.jp/company/summary.html)

これらが事実です。

スターバックスはあちこちにあるよね?と言われても
「いやいや、うちの実家の方にはほとんど無いよ」
と言われれば、それも正しいですし、

セブンイレブンは 大手企業だよね?と言われても、

「いやいや、大手といったら、売上が10 兆円以上でし ょ」
と言われたら、それも否定はできません。

しかし、1245 店舗、売上高 4 兆 2,910 億 6 千 7 百万円 という数字は、
解釈によらず、誰から見てもその情報 は一意に定まります。


そこには「人の主観」が入り込 む余地はありません。
そして、会議においてはこの「事実」と「解釈」を明 確に区別しなければなりません。

しかしなぜ、ここまでこだわって事実と解釈を使い分けることにこだわるのでしょうか。


それは、「事実」と「解釈」を明確に区別しない会議は、恐ろしく効率が悪いからです。

例えば、営業会議で課題を洗い出して、

業績のテコ入れをしたい、

と皆が思っていたとしましょう。
解釈だらけの会社では、このような形で課題があがってきます。

「前田くんのセールス力が低い」
「営業マネジャーか、皆の案件をしっかりと把握できていない」
「商品力が弱い」


このように、多くの会社では会議の出発点が

[解釈]になっていることがよくあります。

しかし「前田くんのセールス力が低い」の下に隠れている
「事実」を明るみに出さない限り、結局対策 は
「前田くんはもっと頑張らなければならない」

という精神論に終止しがちです。

その場合、往々にして

「いや、前田くんはこれでも頑張っているよ。
問題なのは前田くんにきちんと指導しない

リーダーの伊達さんじゃないかな。」

という水掛け論が発生し、会議は膠着し、

恐ろしく非効率になります。


しかし「事実」から出発するとどうでしょう。

「前田くんのセールスの受注単価は現在 30 万円、

トップセールスの鈴木さんは受注単価 100 万円です。
前田くんの受注単価を上げるにはどうしたら良いでしょう」


という課題になり、もっと具体的な解決策が出てくるはずです。

結局のところ、多くの会社では会議において、

「事実と解釈を混同」し、
その結果「間違った問いを発し」

その中で正しい答えを探そうとすることがよく起こります。

上司としては部下の言葉が事実なのか?解釈なのか?
をきちんと把握しないと間違った判断をしてしまうことになります。

普段の会話や自分自身が使っている言葉か事実なのか?
解釈なのか?に注意を向けるとわかりますが

解釈で話していることが多いですので、試してみてくださいね。

解釈で会話をしていると、コミュニケーションが上手く行かず、なかなかいうことを聞いてくれないと悩むことになりますので、上に立つ人には確実に身に付けておきたい概念です。

それでは、今日も素敵な1日をお過ごし下さい(^_−)−☆